- 損切って必要なの?
- 損切を行う基準って何?
- トレードスタイルごとに損切基準を変えた方がいいの?
この記事ではこんな悩みを持っているFX初心者のための記事です
私自身、大学時代からFX取引を始め、リーマンショック、アベノミクスなど為替が大きく動く瞬間を実際に為替市場で体験しました
FX取引における損切の必要性や意義について経験をもとにご説明させて頂きます
この記事を読み終わったときには、「損切の考え方」や「取引ごとに応じた設定の仕方」が理解できています
記事の前半では損切についての基本的なことを解説しつつ、記事の後半ではトレードスタイルごとの損切の考え方を解説します
損切とは何か?
相場の動きが当初予定をした流れと異なる方向に動き、想定以上の損失が発生したときに、その損失を一定額に抑える仕組みを「損切」と言います
少ない資金で大きな取引ができるFXにおいて、想定以上の損失を出さないためにも損切の考え方、やり方を理解することは長く為替市場で取引をするために大切なことです
損切はなぜ大切か?
投資の世界では10年に1度と呼ばれる相場の波が、毎年起きるほど変動が激しい状況が続いています
今の時代、「想定外の大きな動き」は「想定内」にしておくことが市場で生き残るために必要不可欠な戦略です
このため、為替市場に残り続けるためには損失に対する備えが必要不可欠となります
具体的な例で損切の大切さをご説明します
こちらはドル円相場のチャートです
約1年前の2023年6月末時点では1ドル145.069円でしたが、1年後には1ドル156.106円まで円安に進んでいます
たったの1年間で11円も値動きが起こったことになります
もし、1ドル145.069円の時に相場は円高に動く(1ドルが145.069円から144円方向へ進むと予想するということ)と考え「売り」でエントリーしていたとします
すると、
■必要証拠金:58,000円(10,000通貨でエントリー)
■156.106円まで放置した場合の損失:約110,000円
となります
更にスワップによる利息のようなものも支払わなければならないため、損失額としてはさらに大きくなります
FX口座へ入金している資金にもよりますが、最低でも168,000円以上入金していなければロスカットになり、大きな損失を被ってしまうことになります
【関連記事】
ロスカットについて詳しく知りたい人はこちらの記事をご参考にして下さい
仮に、1ドル150円になった時点で損切を実行していれば、約49,000円の損失で済ませることが可能です
このように、損切をすることで損失を確定させることになりますが、致命傷になることは避けられます
ここが損切をすることの大切なポイントです
大事なことなので、もう一度言います
損切をすることで、致命傷となる損失を回避できる
これが損切をする大切な意味です
この円安へのスピードは異常とも呼べますが、毎年似たような「異常な出来事」は起きています
損切が行えないと多くの場合、1年以内にロスカットを経験し、為替市場から退場することになってしまいます
損切を行うメリット・デメリット
メリット1 損失のコントロールができる
FX取引はどこまでいっても「将来の為替の動きを予想」するものです
100%の的中率で相場を予想でできる人は存在しませんし、不可能です
このため、どんなすごい人でも予想が外れ、損失を出すことはあります
生き残る人とそうでない人の違いは、
損失を出した時に損失のコントロールが出来るかどうか
という点だけです
その仕組みが損切であり、FXネオをはじめ各FX口座の機能としてOCO注文やIFD注文などがあります
こちらの詳細については後ほど解説いたします
メリット2 精神的な安定
相場から目を離しているときに大きな相場の動きが発生することはよくあります
そんな時、思わぬ大きな損失を被ってしまうかもしれない、と考えながら生活することは精神衛生上よろしくありません
こんな時、事前に損切の設定を行っておくことで、「最悪〇〇円の損失だけだ」となり、安心して眠りにつくことが出来ます
FXでもそのほかの投資でも、リスクを自分の裁量で決めて運用をすることで相場の荒波に揉まれても生き残ることが出来ます
長期でFXと付き合っていくためにはこうした荒波を乗り越えられる仕組みと安定した精神状態を維持することは必要不可欠と言えます
メリット3 大損失を発生させない
1日のうちに相場が大きく上昇(下落)するというのは珍しいことでもありません
一夜のうちに数円動く相場が月に何回もやってくることは、為替市場では普通の出来事です
この原因の1つとして、夜の時間帯はアメリカの市場が動き出す時間帯になるからです
要人の発言やアメリカ市場の株価の状況などを要因に、為替相場が大きく動くことはよくあります
このため、大きく相場が動いたときの対策をしていないと、大損失を発生させることになってしまいます
昔、南海キャンディーズの山里さんがFXをトレードするというテレビ企画を見ました
10万円を元手にFXトレードを行い、その日はポジション(通貨を「売り」か「買い」のどちらかで購入をすること)を持ったまま、何もしないで翌朝もっと利益が出ていることを期待し、就寝されていました
結果、数万円のマイナスという状況に愕然としていている姿がテレビに映し出されていました
元手にもよりますが、10万円のうち、4,5万円も損失となれば40~50%も失うことになります
これだけの損失を発生させると、もとに戻るにもリスクをさらにとるか、時間をかけて利益を稼いでいく必要があります
山里さんが為替というものの動きをもう少し知っていれば、このように何も対策をせずに、一夜を過ごすということはしなかったと思います
投資の世界において、
相場が大きく動くことはよくあること、その上で対策をしておくことが投資の世界で生き残る鉄則
ということを認識しましょう
デメリット1 レンジ相場の際に無駄な損失を発生させる
相場には大きく分けて3種類あります
上昇する相場、下降する相場、一定の範囲内で上昇と下降を繰り返す相場です
上昇と下降を繰り返す相場をレンジ相場と呼びます
少し古い相場ではありますが、赤枠で囲まれたような相場はレンジ相場と呼ばれる状況です
数日間、上昇しては下降し、下降しては上昇するという時間が長く続いています
なぜレンジ相場が起こるのかということはここでは割愛致しますが、このような時に多少大きく上昇、下降することがあります
この相場では赤丸で囲った辺りです
赤丸で囲った時、相場が円高方向に動くと予測して、「売り」でエントリーしたとします
すると、すぐにまたレンジ相場に戻ってしまい、損切に合うというのがレンジ相場でよくある無駄な損失です
損切の判断自体は正しいのですが、何回も同じような損切をしていると損失ばかりが多くなってしまい、利益を残しにくくなります
今の相場がレンジ相場だと判断した際は、相場へのエントリーのタイミングを慎重に考えることが大切です
損切を行う基準
ここまで、損切を行う必要性とそのメリット、デメリットについてご説明致しました
次に、実際に損切を行う時の基準はどのように決めればよいのかご説明いたします
損失金額で決める
資金に対して、1度の取引で許容する損失金額を決めます
これを決めることで
〇〇回負けても大丈夫ということが明確
になり、余裕をもって取引が出来ます
金額で決めることのメリットは視覚的にも理解しやすく、ロジカルに考えやすくなります
例えば、1万円の資金を元手に取引を行ったとします
1ドル150円と仮定し、1,000通貨で取引を行った場合、必要証拠金は約6,000円です
1度の損失の許容額を1,000円とすれば、4回負けても取引をし続けることが出来ます
5回の負けが心配ならば、許容額を500円にすれば8回負けても大丈夫です
8連敗となる確率はそれほど高くはないと思います
連敗が続くことはありますが、損切を金額で決めることで「〇〇回までは負けても大丈夫」という一定の安心感が生まれます
負けてしまった場合でもその原因を考えながら取引を続け勝率を上げていきましょう
損失の割合で決める
資金に対して、1度の取引で許容する損失の割合で決めます
損失を率でコントロールするので、資金量に対して毎回一定の損失とすることが出来ます
例えば、資金量に対して、損失金額は10%までとしたとします
先ほどの例で考えてみると、資金が1万円あったときの場合、
10,000円 × 10% = 1,000円(損切金額)
となります
もし、資金が8,000円となったときには、
8,000円 × 10% = 800円(損切金額)
となり、損切する金額が小さくなります
こうすることで資金量に応じて損切する割合が一定となります
先ほどの損失を金額で考える場合、一度決めればその後も分かりやすいですが、資金が小さくなればなるほど、多くのリスクを取っている(資金に対して損切の金額が高くなる)状態です
手間は増えますが、率で考える方が資金管理の面からは良いかと思います
相場が動く幅(pips)で決める
損切金額を決める時にチャートを利用して、〇〇まで上昇(下落)したら損切するといったように相場の動く幅で決めます
この損切ルールでは、自分でチャートを分析し、予想が外れた場合に損切となります
この損切ルールを採用するにあたり、2つ注意が必要です
①資金量に余裕を持っておく
②取引量に注意する
この2点を注意しなければ、損切の準備はしていても、資金不足となりロスカットになってしまうことがあります
こちらのチャートを見てください
①のタイミングで相場が大きく円高方向(水色のローソク足)へ動いています
この時、相場が円高方向へ進むと予想し、「売り」でエントリーしたとします
具体的には、
1ドル155.769円で10,000通貨
でエントリーしたとします
しかし、その後、相場は反転し、円安方向へ進んでしまいました(赤色のローソク足)
この時、②の位置(1ドル158.256円)で損切を行う設定にしたとすると、
158.256円 - 155.769円 = 2.487円
だけ損失が発生していることになります
これを金額で表すと、約24,000円の損失ということです
資金が100,000円からスタートしているのであれば、76,000円の資金が残るためまだ問題ありません
しかし、70,000円からスタートだと、158.256円になる前にロスカットになっていることでしょう
このため、資金量が豊富であることでロスカットに遭遇する機会を減らすことが可能です
また、10,000通貨ではなく1,000通貨に減らすことで、70,000円の資金でもロスカットにならず、次の取引に臨むことが出来ます
相場を100%正確に予測することは不可能です
必ず負ける時も起こると肝に銘じましょう
そして、この形の相場なら勝てるという自分なりの得意相場を見付けることが大切です
損切を行うタイミング
ここまでの説明で、損切を行う自分なりの基準が決まったと思います
次に実際のトレードの中でどのタイミングで損切を行えばよいのか、ご説明いたします
結論としては、
チャートから相場の動きや転換点を見つけることで損切のタイミングを決める
ということです
数値だけではわからない相場の動きも、チャートを使えば視覚的に理解できます
具体的に、チャートを見ていきましょう
こちらは先ほどもみた、ドル円のチャートです
違いとしては、私が5本白い線を加えている点です
この線が損切を行うポイントを教えてくれます
1つ見ていくと、
上から3つ目の線に注目してください
その線を左から見ていくと、赤丸で囲われた辺りで上(下)に対しての壁になっていることがわかるでしょうか?
3つの赤丸の地点で円高に進もうとするのを線が止めているように見えませんか?
この線を越えた時、FX参加者が思うことは、
もしかして円高方向への勢いがあるのかも?
と考える人が多くいます
もし、あなたが、「買い」で既にエントリーをしている場合、この線を越えたチャートの動きになったときが損切のタイミングです
損切をしなければ、勢いよく円高方向に進み、損失が大きくなってしまうかもしれません
このように、チャートを使って損切の場所を決めることはご自身で色々チャートに線を引いてみることで見えてくるようになります
為替相場に絶対はありません
FX参加者全ての人が「予測」で取引をしています
ご自身の考えで為替を予測できるようになることがFXで生き残っていくポイントになります
そのために、チャートを使った損切ができることは必須のスキルと言えます
トレードスタイルの違いによる損切
一度の為替取引をどのくらいの時間で完結させるかに応じてトレードスタイルが異なります
このトレードスタイルの違いによって損切のタイミングが変わってきます
ここからはトレードスタイルの違いに応じた損切についてご説明いたします
スキャルピングにおける損切
スキャルピングとは…
数秒から数分単位で取引を行うトレードスタイル
数pipsの利益を繰り返し得ることで利益を積み増していくスタイル
トレードが多いため、手数料が高くなる
スキャルピングにおける損切の基準はpipsで行います
目安としては10pips損失出る方向に動いた場合は損切を行います
スキャルピングの場合、短時間で複数回の取引を行うため、損切の判断も即行わなければ損失が大きくなり、取り戻すのが大変になってしまします
デイトレードにおける損切
デイトレードとは…
数時間から1日以内で取引を行うトレードスタイル
1日の中で相場が動くタイミングで集中して取引を行う
デイトレードで行う損切の判断はチャート分析で行います
目安としては30pips程度を損切の目安とします
日本の株式市場が動いている時間か、夜中のアメリカ市場が動いている時間を狙って取引を行います
このため、短い時間から1時間くらいの時間のチャートを用いて分析を行い、想定外の動きになる値(損切になる値)が30pips以内になるようなエントリーの仕方です
スイングトレードにおける損切
スイングトレードとは…
2,3日から長いと数週間ほどエントリーし続けるトレードスタイル
ある程度の相場の動きは想定内とし、相場の流れに乗って利益を狙う
スイングトレードで行う損切の判断はチャート分析で行います
目安としては50~100pips程度を損切の目安とします
数日から1週間以上エントリーし続けるケースもありますので、損切の幅を広めに持ちますが、基本的には相場の流れを判断し、相場が反転する前に利益確定を行います
このため、損切になるケースは予想した相場と逆の動いをしたときに損失を最小減にするためですが、だましに引っかからないために損切の幅を広くします
私がよく行うトレードスタイルもこのスイングトレードです
長期トレードの損切
長期トレードとは…
数週間以上エントリーし続けるトレードスタイル
長期的に見た相場の動きで判断するため、日々の細かい動きは考慮せず、相場全体の流れに乗る
エントリー期間が長いため、スワップに注意する必要あり
スワップとは…
取引通貨の金利差に応じて受け取る(若しくは支払う)利息のようなもの
金利の高い国の通貨を「買い」でエントリーすると利息のような形でお金が貰える
逆に「売り」でエントリーをした場合、利息を支払う必要がある
取引を行うFX会社によってもスワップの金額は異なる
長期トレードで行う損切の判断はチャート分析で行います
目安としては100pips以上を損切の目安とします
長期トレードを行う場合、損切の幅が広いため、それに応じた資金を準備しておく必要があります
また、スワップを味方に付ける方が利益を生みやすいため、基本的には「買い」でのエントリーが増えます
日々の細かい動きよりも、経済動向や日銀の政策発表などをチェックし、大きく相場が動くタイミングで状況の確認をすることになります
損切にならないために大切なこと
ここまで、損切の基準や損切のやり方、トレードスタイル別での損切の考え方をご説明しました
しかしながら、損切はトレードをし続ける限り、必ず遭遇する出来事の1つです
それでも損切に会いたくないものです
このため、損切にならないために大切なことを6つお伝えします
この6つは私の実体験からくるもののあるため、株やFX経験者の方には共感頂ける点もあるのではないかと思います
- 初心者のうちは多くの通貨に手を出さない
- リスクを抑えた取引を心がける
- 月曜日は相場の動きが激しいので慎重に
- 損切のルールを順守する
- 損失を取り戻そうという意識を捨てる
- トレードの記録をつける
初心者のうちは多くの通貨に手を出さない
FX初心者のうちは多くの通貨に手を出すのはやめましょう
理由として、
通貨ごとに値動きの幅が広かったり、通貨そのものの特徴も存在する
ためです
このため、FX会社を選ぶ際に取扱い通貨の種類が多いことは初心者の方にとって余りメリットにはなりません
多くても2つの通貨で取引を行い、チャートからその通貨の特徴をつかみましょう
自分の勝ちパターンのチャート分析が出来るようになったら別の通貨のチャートを分析して同じことが出来ないか探ります
こうして少しずつ取引を行う通貨を増やしていく流れとなります
リスクを抑えた取引を心がける
FXを自分なりの資産運用としたい場合、リスクを取りすぎないことが大切です
リスクを過度に取りすぎる(ハイレバレッジで取引を行う)場合、得られる利益も多くなるかもしれません
しかし、カバーできるリスクの幅も狭くなるため、ギャンブル性の強い取引となります
レバレッジを高くするときは、自分がこのパターンのチャートなら自信があると思えるタイミングにするべきです
全ての取引をハイレバレッジで行う場合、最悪1度の失敗で再起不能となってしまいかねません
月曜日は相場の動きが激しいので慎重に
月曜日の相場には注意が必要です
理由として、土曜、日曜日に大きな経済イベントや事件などが起こった場合、チャートの動きを無視した相場になることがあるためです
また、月曜日の朝一番(多くのFX会社は7時)ではスプレッドの幅が広くなっているケースが多いため、無駄なコストが高まります
スプレッドとは…
簡単にいうと、証券会社側の手数料のようなもの
例えば、日本円でドルを購入するときに150.00円だったとします
この時同じ瞬間にドルを日本円に変えようとした場合、149.20円になっていることがあります
150.00円と149.20円の差がスプレッドと呼ばれる手数料です
FXネオの場合ここに記載されています
月曜日に広がったスプレッドの幅は昼過ぎには通常のスプレッドに戻っていることが多いです
損切のルールを順守する
ここまででご自身で決められた損切のルールがあると思います
そのルールを必ず守るようにして下さい
ルールを守るだけなんて簡単、と思われるかも知れませんが、実際に損失が発生しているときになると簡単にルールを破ってしまうことがあります
決めたルール通りに取引をすれば、「後〇〇連敗しても為替市場から退場になることはない」ので落ち着きましょう
しかしながら、私自身も、過去に損失を取り戻そうと感情的になり、
①損切に合う
②自分本位のチャート予測
③普段スイングトレードを主流としているのに、スキャルピングトレードとなる
④損失を増やす
という、悪循環にはまることがよくありました
自分のルールをいくつも破り、都合の良い解釈でチャートを分析するため結果として多くの損失を出します
こういう場合は思い切ってその日はFXから離れ、頭を冷やすことをおすすめします
自分で決めたルールはFXで取引をし続ける上で重要度の極めて高い決め事だと認識してください
損失を取り戻そうという意識を捨てる
先ほどのルールを守る時にも説明しましたが、損失を出してしまった直後は悔しい感情や焦りなど、冷静にチャート分析ができる状態でないことが多々あります
この状態でチャート分析をしても、エントリーをする前提の分析を行ってしまい、さらなる損失の拡大をすることがあります
私の実体験ですが、損失を取り戻そうとして、決めたルールを破るのももちろんですが、取引数量を多くして、少ない値上がりで損失を取り戻そうとします
要するにレバレッジを高くして損失を取り戻すわけです
レバレッジを高くするのですから、予想と外れた動きをすればさらに大きな損失をこうむります
結果、大きな痛手となり、落ち込むというのが損失を取り戻そうとしたときの結末です
このため、損失を出してしまった時は一旦トレードを止めて、FXから離れた方が資金を守ることが出来ると思います
トレードの記録をつける
トレードの記録をつけることには、幾つかのメリットがあります
- チャート分析における、自分なりの勝ちパターンを知ることが出来る
- トレードの反省ができる
- エントリーの根拠を記すため、根拠のない(薄い)エントリーが少なくなる
- 損失を取り戻すためのエントリーが無くなる
取引の履歴だけならFX会社によってはcsvなどでデータを取り出すことが出来ます
FXネオにおいても同様の機能は存在します
しかし、あえてご自身でトレードの記録をつけてみてください
私の場合、このような内容を記録するようにしています
- 日付
- 取引通貨
- 取引数量
- 取引時価格
- 売却時価格
- 損益
- エントリー理由
- その時のチャート画像
ポイントはエントリー理由をしっかり書くことと、その時のチャート画像を残すことです
これを行えば、どういった理由の時に勝てる(負ける)ことや、その時のチャートの特徴を知ることが出来ます
ここで知った自分なりの勝ちパターンが見つかれば他の通貨でも応用できるかもしれません
何となく取引をしていても成長はありませんが、自分なりにFXを知っていくことでしっかりとしたトレードを楽しむことが出来るようになります
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